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第7日目(7月3日)−2
町から山に登るには二つのゴンドラリフトがあり、受付の女性はどちらもいいという。そして、モニターに写された山の天気は、全地域曇りか雨のようだ。施設に飾られていた山の模型から、町の一番奥から出ているゴンドラリフト「アホルン」で頂上まで、630メートルから2,000メートルまで一気に上昇。そこから一周約2時間のハイキングを楽しむ予定だったが・・・。 頂上は雲海の中。道の先からカウベルの音が響いて突然、牛ちゃんがニューっと顔を出す。しばらく歩いて、地中から温泉が噴出している池まで行ったところで、周遊をあきらめ引き返した。最後まで山を見ることができなかった。途中、もうひとつのゴンドラ、ペンケンまで動いていたが、この天気ではどこもダメだとあきらめた。代わりに、インフォメーションで薦められたチーズの製造工場を見学することにして、30分ほど畑の中の道をたどって訪ねた。 工場見学はチーズの製造工程の勉強にはなるが、入場料を払ってまで見るようなものもなく、製品を少し買って駅に戻り、14時38分の電車でマイアーホーフェンを発ち、16時32分インスブルック中央駅に戻った。

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