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第5日目(7月1日)−1
この日は、9時40分発のバスでオーバーアマガウまで行き、そこで乗り換えてリンダーホフ城を見に行く予定にしている。前日の調査で出発地点のバス停などは調べていたが、その地点に停車しているバスの行き先が、オーバーアマガウではない。他のバスの運転手に聞いても違う。そうこうしている内に、オーバーアマガウ行きのバスが出発してしまったようだ。
念のため、10分ほど待ったが、バスが来ないのであきらめて、タクシーに運賃を聞くとオーバーアマガウまで30ユーロだという。急遽、リンダーホフ城まで乗せてもらうことになり、チップ込みで45ユーロを支払う。最初のトラブルだが、時間は30分ほど早くなり、コストが30ユーロ増加した。
リンダーホフ城は想像より山の中にあり、内部の装飾がすばらしかった。城から15分ほどのところにある洞窟には、幻想的な照明と音楽で、ディズニーランドの幽霊屋敷のような感覚になる。こんなところでワグナーを聞くなんてルートヴィッヒ2世という人はどんな人だったんだろう。

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