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まえがき
今回は、ドイツの最高峰「ツーク・シュピッツ」から始まって、オーストリアの「マイアーホーフェン」、そしてイタリアの「ドロミテ」と、東西に走るヨーロッパアルプスの東側を縦断する旅で、パック旅行にはない旅が自慢。
当初の計画は、ミュンヘンを基点にしてミラノに抜ける11泊の旅だったが、航空券の制約からローマが終点となり、滞在日も1日増えたため、計画を見直した。ノイシュバンシュタイン城の写真撮影も予定したが、外壁工事がまだ継続されているようなので、ガルミッシュとドロミテの滞在を伸ばすように変更し、ローマ観光を加えた。交通は鉄道とバス、移動時間はできるだけ短く、ホテルは駅近で一箇所に2泊以上とるという「ゆったり、切り詰め、省エネ型」の計画ができ上がった。
第1日目(6月27日)
前回は、関空からエミレーツ航空で南回りドバイ経由だったが、今回はフィンランド航空の北回りヘルシンキ経由を購入した。これだと乗り換え時間を含めた拘束時間が、7〜8時間もセーブできる省エネ型、費用も前回とあまり変わらない。というわけで、出発は10時45分。ヘルシンキまでの飛行時間は10時間ほど。3回出された機内食はどれも美味しかった。機内でビデオ映画を3本見ている間にヘルシンキ空港へ。そこで入国審査とセキュリティを通過したあと乗り換え、ミュンヘン到着が17時50分。空港から市内への乗車券自動販売機で手間取ったが、19時すぎにはミュンヘン中央駅に到着し、駅近に予約してあったホテルに直行した。駅売店で購入した軽食を済ませると、すぐに熟睡して長い一日が終わった。

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