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６月４日−３
ビレッジのスーパーで買ってきた暖かいスープを飲んで、「このスープいけるね〜」と言いながら、早めの部屋食をした。さて、部屋ではネットができない。チェックインのとき、係りの人からネットをするなら６マイルほど離れたジャクソンレイクロッジに行けば、２階でワイヤレスが使えるという。翌日は、ソルトレイクまでのドライブもあり、道路事情なども調べておきたい。そこで、１８時半ころ車でジャクソンレイクロッジへ行く。
そのロッジは大きなリゾートホテルで、グランドティトン国立公園の中心的な施設。２階には、広々としたラウンジになっていて、大きなウィンドウの向こうにはあのグランドティトンの美しい山並みが窓一杯に広がっている。私達はソファに腰を下ろし、持参したノートパソコンを開いたが、夕暮れが迫りシルエットを一層際ださせているティトンの峰峰にただ見入るだけだった。若い女性が奏でるピアノの音色は「遥かなる山の呼び声」。
ゆっくりとした至福のときが流れる。ゆっくりと、ゆっくりと。やがて、ティトンの山並みは夕暮れの闇の中に消えてしまう。１時間半ほど時の流れを楽しんだあと、Tシャツと帽子を買って宿へ戻った。
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