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６月７日−４
太陽と競争しているような感じで岩の坂道を約３０分間走って駆け上がった。やっとの思いで、２０時３４分デリケートアーチに到着。「あ〜、残念！」そのときには、太陽は沈み西の空が赤く焼けているだけだった。２人ともヘトヘトで、心臓バクバク状態。それでも、澄み切った空のブルーとアーチが見れた。そして、心臓の鼓動が落ち着かせた私は、アーチの傍まで歩き、その迫力さを体いっぱいに感じた。そこには、雲ひとつない暮れた中を楽しんでいる人たち２０人くらいいる。「よくもこんな形になったもんだ！」決して、人間には、こんなものを造り得ない自然の力の凄さ。そう感じながら、私達は、もう少しここに居たかったが、日が暮れると暗くなるのが早いし、電気も何も無いところなので、２０時５０分にそこを立ち去った。
急に暗くなったトレイルだったが、電灯をつけるほどでもない。それでも注意深く下って２１時２８分、駐車場にたどり着いた。２２時前、無事宿に戻れた。今日は、疲れきった一日だったが、充実した一日でもあった。
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