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第1日目(5月10日)
震災に原発事故、自粛ムードと節電・・・。このところ暗い話ばかりで気が晴れない。放射能汚染で日本を訪れる外国人が減ってしまっているのは仕方がないとしても、日本から逃げ出す外国人も多いとか。それなら飛行機はガラガラ、航空運賃も大幅に安いかも知れない。それに、円高だし。
「ヨシ!豊かな国アメリカで、パワーを貰おう!!」
とはいっても、海外旅行となるとそれなりの障害はある。私の父は、大震災の3日後に他界し、残された母親も要介護状態で、長い間の留守が心配だ。長年旅のパートナーであるマイさんも、年のせいか、長時間の運転はできないとかで、特に慎重になってくる。
でも、アメリカには07年のモニュメントバレー以来いっていないし、その間運転も英語も使っていない。このチャンスをものにしないと。
ということで、できあがった計画は・・・。
出発は、連休明けの5月10日。日程はラスベガスを基点にして、神秘のパワースポットとして人気の高いセドナと、アーチーズの影で目立たないが、雄大な大自然があるキャニオンランズ国立公園の2箇所を車で回る10日間の旅とした。
航空券は出発の10日前に、信頼できる旅行代理店を通してデルタ航空 関空発シアトル経由ラスベガスまでを4万円(燃油サーチャージ等込みで約8万1千円)で購入。7日間のレンタカーと、当日のラスベガス1泊、セドナ2泊、モアブ2泊、ラスベガスのベネチアンホテル1泊分の予約は、出発前にネットで行った。
関空で東京からの飛行機で来たマイさんと落ち合い、17時45分発のデルタ航空DL182便で出発。シアトルまでの機内は、日本人の団体さんと外国人でほぼ満席。「アレレ、飛行機がガラガラなんて誰が言った!」座席は、中央3席の2席。テレビが座席になく通路に共通のものがあるだけで、国際線としてはお粗末。オンデマンド映画はなく、決められた番組を日本語版で見るだけ。
「まあ、安いのもサービスのうちだから仕方ないか〜」時間より早くシアトル空港に到着。入国審査を終え、6時間ほど待ってアラスカ航空のラスベガス行きに搭乗。20時過ぎにラスベガス空港に到着。ここでレンタカーを借りて、空港に近いモーテルまで5分。飛行機で寝られなかった分を取り返して、ぐっすり休んで明日からのドライブに備えよう。ところが・・・。
以前、空港到着ロビー付近にあったハーツの事務所は、共同バスで10分ほどのところにあるレンタカーセンターに移っていて、そこで借り入れの手続きをすることになっている。おまけに、夜間のためか係りの人が少ないのに借り手は大勢。ナンバーワンクラブに入っていたため、優先的に借りることができたが、待っている人のことを考えると、モーテルまでの道のりを詳しく聞く余裕もない。
ともかく、用意してきた地図を頼りに、借りたばかりの3万4千マイル走行のカローラに乗ってマッカラン空港から夜のドライブ開始。ところが地図の道路名もセンターラインも暗くてはっきりしない。20分ほど走っても目的地に着くどころか、どこを走っているのかはっきりしなくなってきた。やっと開いているガソリンスタンドを見つけ、所在だけは分かったが、再度照明のついた広場でバスケットをしていた若者からラスベガスの中心部に行く道を教えてもらい、回り道をして目的地のモーテルに到着できた。
5分のはずが1時間も掛かってしまった。やれやれ、原因は、用意してきた地図がグーグルマップの検索ミスで、思い込みもあって、レンタカー事務所が、古い場所だったのだ。そして、その事務所が、空港から離れていることに理解していなかった。ハーツのHPで車を借りる場所を確認した上で、グーグルマップで順路を調べておくことだと反省した。