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ローガンパスを予定より２時間ほど遅れて、１５時ころ出発。途中、メリーレイクのスーパーで食料品を買って、国境を無事通過し、１７時ころマウンテンビュー・インに到着した。
別荘風のＢ＆Ｂの玄関に立つと、そのドアにメモ書きで、「玄関口の横の電話で呼び出し」っとあった。
電話をしたら、砂埃を上げて、軽トラックが来た。そこからさっそうとオバさんが現れ、ここのオーナーであった。
そして、一通りの案内をして、料金を受取ると、「今日はあなた方だけなので、この家を丸ごと使ってもいいよ。もし何かあったら電話で連絡を・・・」と言い残してサッサと帰っていってしまった。
「ええっ！私たちだけ、こんな広い家に〜、なんか怖いなぁ〜」何しろ周りは牧場で、ポツンと建つ1軒家、１階と２階あわせて寝室が９つもあるような別荘だ。そして、遠くにはグレイシャー公園の山並みが望めた。
「わーすごい！ キチンも談話室も広いわ〜」
それでも、使えないと思っていた無線ＬＡＮが入り、談話室のピアノで「猫踏んじゃった」を演奏してるうちに、夜もふけていった。
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