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道は、車が通れるくらいの広さでよく整備された上りで、歩くのに問題はないが、まるで人の気配がない。それどころか、ときどき獣のニオイ。グレイシャー公園で見た熊対策用のビデオが頭をよぎる。声を出したり、手を叩たりして歩き、熊を見たら後ずさりして、決して逃げないなど・・・。「ねえ、何か唄ってよ！」とマイさん。「ゆうーやーけ、こやけーぇーの赤とんぼ・・・」「なんで、夕焼けやのぅ？まだ、朝やで〜」
１時間ほど歩いてやっと降りてくる女性に出会った。彼女はアラスカから来たそうで、マウントロブソンのすぐ下まで登ったそうだ。１時間半ほどでキニーレイクに到着。ここからさらに湖畔を回って、キャンプ場まで歩き、そこで引き返した。この道は上り下りがあり、結構時間が掛かってしまった。
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