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７月８日−４
頂上へ行くには、３回乗継する。1６時以降からの乗り込みだったせいかずっと、２人だけでプライベート気分を味わった感じだった。けれど、頂上には、デッキで景観を楽しんでいる人たちが10人ほどいた。ただ頂上まで通じている山道が雪のため閉鎖されていて、デッキ以外には行けなかった。そのため１０分間の制限時間でも展望は十分楽しめた。１７時２０分下山し、街で夕食の食材を買い部屋で食事をした。
ドロミーティの山脈は南北に走っている関係から、ボルツァーノからコルチナ・ダンペッツォに行くには峠をいくつか越えなくてはならない。そのため時間も掛かり定期バスも運行されていないようだ。コルチナ・ダンペッツォには、北の鉄道駅ドッビアーコか南のカラルツォから出ている定期バスを利用することになる。日本からはかなり不便だ。
トレチーメ・ハイキングの際に、出会った数少ない日本人も定期バスを利用していたが、帰りのバスは16時半頃になり、それまで時間をつぶし、その上満員で乗れるかどうか心配していた。よほど時間の余裕がないとドロミーティの自然を味わうのは難しいようだ。
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